渡辺香津美 50曲 PART4

録音・出版・貸与に関する権利使用料
photo: Yosuke Komatsu (ODD JOB)
ステータス:流通市場

概要

新規募集時価格(一口あたり)

3,300

新規募集時総口数

100

主要アーティスト

渡辺香津美

収録コンテンツ数

50

次回印税分配予定日

2025年8月31日

権利期間

10年 (2022年3月31日~2032年3月31日)

直近12ヶ月分配実績(一口あたり)

538.75

表面利回り

11.4 %

表面利回り

表面利回りは、新規募集が開始された時点での過去1年間の分配実績を、新規募集時のカタログの評価額で割った結果を示しています。ただし、過去の分配実績が1年に満たない場合は、表面利回りは表示されません。分配手数料(7%)や払出手数料(5,000円未満の場合は55円、5,000円以上の場合は0円)は、表面利回りの計算には含まれていませんので、ご注意ください。
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解説

販売者:渡辺香津美

カタログ概要:
渡辺香津美が作曲した主要な楽曲50曲に関する、上場以降10年間にわたる録音・出版・貸与に関する権利使用料の45%を販売します。合計の評価額は330,000円となり、分割数は100口、1口3,300円となります。ロイヤリティの分配は年2回を予定しています。

分配対象となる著作権使用料の支分権・利用形態:
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)から、音楽出版社である株式会社デジタルライツ・ラボを経由して支払われる、「録音」「出版」「貸与」に関する権利使用料が対象となります。代表的な例は、CDへの録音、映画への録音、DVD等に映像を伴っての録音、楽譜や歌詞の複製、CD・DVDのレンタルです。録音権の占める割合が大きく、時間経過とともに分配額が逓減する傾向にある利用形態となります。
※特定目的複製・通信カラオケに関する著作権使用料等、同一の作品群のいずれのカタログにも記されていない利用形態に関する著作権使用料が発生した場合は、各カタログの販売価格の比率に応じて分配されます。

アーティスト紹介:
演奏家であり作曲家でもある渡辺香津美は17歳でデビューして以来、活動50周年を過ぎても常にジャズの第一線で活躍し続ける天才ギタリストです。1979年、坂本龍一をはじめ国内トップ・ミュージシャンと結成したバンド、KYLYN(キリン)を結成し、同年イエロー・マジック・オーケストラのワールド・ツアーにも参加し、世界的な注目を集めました。リーダー・アルバムは50枚を超え、なかでもニューヨークのトップ・ミュージシャンをゲストに迎えて制作された『TO CHI KA』(1980年)では、収録曲がテレビCMにも起用され、人気が一般化しました。ジャズの領域を超えた幅広い活動は、多くの支持層から賞賛を集めています。

作品紹介:
代表的な楽曲である「UNICORN」はニューヨーク録音による『TO CHI KA』(1980年)の収録曲です。マイク・マイニエリ(vib)がプロデューサーとなり、彼の類稀なる人選センスによって、マーカス・ミラー(b)やスティーヴ・ジョーダン(d)、マイケル・ブレッカー(as)などNYきっての腕ききミュージシャンが起用され、さらに超一流のエンジニアやスタッフが結集し、渡辺香津美自身が一つの金字塔と称するクオリティに仕上がっています。日立「Lo-D」のCM曲に起用されたことで大衆への認知が広まり、パーカッシヴでグルーヴィーな渡辺香津美サウンドのイメージを築き上げました。その後、アレンジを変え東原力哉(d)、神保彰(d)など様々なビッグアーティストや、渡辺香津美自身のバンドMOBO3によってもカバーされ、難曲でありながら、セッションのニーズが非常に高い、多くのジャズプレイヤー、ジャズファンに愛される曲となっています。「UNICORN」の他には、『DOGATANA』(1981年)や『MOBO』(1983年)といったアルバムの収録曲も含んでおり、インプロヴァイザーとしての顔のみならず、作曲家・渡辺香津美としての豊かな才能を感じられるカタログとなっています。

注意事項:
利回りは過去3年間の分配実績の年平均をカタログの評価額で割った表面利回りを表示しています。分配手数料、送金手数料は考慮しておりません。
割引率については、支分権(楽曲の利用形態ごとの権利)や楽曲のリリース日等の条件によって凡そ0%〜5%の間で異なる値を適用し、現在価値を算定しています。

買い戻し条項

すでに売買が成立した印税分配請求権について、原権利者が買い戻すことがある場合「Yes」と表示されます。所定の条件を満たした上、買い戻し価格は過去30日間の平均取引価格に15%以上上乗せした価格となります。

将来作品の追加

カタログ上場後、権利期間中に新たなコンテンツがカタログに追加される予定である場合「Yes」と表示されます。追加するコンテンツ数や追加日など詳細については未定であり、事前に確約するものではありません。